70代先生の言葉が一番の薬
休み明けの朝
朝から小雨が降る中、渋滞を抜けてようやく会社へ着いたものの
背中がゾクゾク、頭はふわっとしてクラクラ・・・
伝票作成に集中できない。
「あ~熱が出る兆候だあ。
周囲の若い人たちに迷惑をかけそう・・・」
そう思った私は急ぎの仕事だけさっと済ませ
上司に「体調悪いので早退します」と告げて
20年来お世話になっている主治医の先生のもとへ。
70代後半の先生の優しい笑顔に迎えられて
私は体調の悪さを伝え、検査してもらいながら
最近の仕事の忙しさや姑の気管支炎での入院の話まで
すべて話します。
先生はそんな私の愚痴をいつも聞いてくださいます。
「忙しかったね。これから熱が出るかも。ゆっくり体を休めましょう」
最近は心療内科に行く人も多いけど
私の体にはこの70代半ばの先生の言葉が一番の薬。
先生ありがとう。
「先生もお体大切になさってください」
いつもこう言って、元気になって病院から帰ります。
今日はゆっくり休もう。明日も休めるとうれしい。
若いころはめったに仕事を休まなかった。
休んだら、もう私の席はない・・・と思ってた。
いつも「根性」で頑張りました。
今は休むことも大切ですね。
温かくして部屋でゆっくりします。
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